広背筋を鍛えすぎると腰痛になる!?

上本町・谷町六丁目の理学療法士が指導するパーソナルジム コンディショニングセンターメディベンションです。

パーソナルジムで必ずと言ってよい程指導される広背筋トレーニング。

広背筋を鍛えると逆三角形の身体になるため、ボディメイク系のトレーニングを行っている方から非常に好まれる筋肉の一つです。

ただ広背筋を鍛えすぎると腰痛になる可能性があることを知っていますか?

今回は広背筋と腰痛の関係性についての解説です。

広背筋は脊柱の中央+仙骨+腸骨稜から始まり、上腕骨小結節稜(上腕骨の前側)で終わる非常に長い筋肉です。

肩関節の伸展、内旋、内転で収縮します。

内旋という動作は下記の画像のように肩関節を内側に巻き付けるような動きとなります。

 

この肩関節内旋の力が強すぎると肩甲骨も外転してしまい、肩内巻きの猫背姿勢になってしまいます。

さらに腸骨稜(骨盤)にも付着しているため、収縮すると骨盤を引っ張ってしまい骨盤前傾姿勢を誘発してしまいます。

 

広背筋の過剰な収縮はこの姿勢分類のなかでいう、左から二つ目のカイホロードシス姿勢を作ってしまうのです。

見るからに腰が痛そうな姿勢ですね。

大胸筋を鍛えすぎると巻き肩になってしまうことは皆さん想像しやすいと思いますが、広背筋を鍛えすぎても巻き肩になります。

これを知らないトレーナーが多く、広背筋を鍛えたら痩せますよ、綺麗なシルエットになりますよなどと言い、ラットプルマシンを勧め逆に姿勢を悪くているのが現実です。

腰痛を抱えていて広背筋を鍛えすぎている方はトレーニングを見直してみてください。

 

天王寺区上本町・谷町六丁目・清水谷で理学療法士が指導するパーソナルトレーニングジム
コンディショニングセンターメディベンション

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