今回は当施設のトレーニングプログラムについて紹介します。
当施設は筋に焦点を当てたトレーニングではなく、動作に焦点を当てたファンクショナルトレーニングを取り入れております。
ファンクショナルトレーニングといっても、ただ単に片脚でトレーニングをしたりジャンプをしたりサスペンショントレーニングを行うわけではありません。
パフォーマンスピラミッドによるトレーニングの原理原則の流れを採用しております。
では一つ一つメニューを見ていきましょう!
①関節機能障害の改善の改善
トレーニング開始前は、日常生活やスポーツなどで起きた関節機能障害の改善治療を行います。
特にデスクワークの方は脊柱や股関節の動きが非常に低下しているため、この状態でエクササイズを行っても対象としている部位が活動せず、別の部位で代償してしまう恐れがあります。
(例:プッシュアップをすると大胸筋がメインで働くはずなのに、肩が痛くなるなど)
普段から関節機能がしっかりと保たれている方の場合は下記のようにマッサージガンなどで対応する場合もあります。
②関節の可動性/安定性向上エクササイズ
次は関節の可動性/安定性向上エクササイズです。
英語でいうと、モビリティエクササイズやスタビリィエクササイズです。
関節には可動性、柔軟性、弛緩性があります。
可動性は自身でコントロールして動かせる範囲のことです。
柔軟性は他動的に動かして動く範囲のことです。(所謂、ストレッチをして最大動く範囲です。)
弛緩性は自身でコントロールできずに動いてしまう範囲のことです。(所謂、ダルダルな状態のことです。)
もちろん一番必要なのは可動性の向上です。
上記の画像のように様々な関節を動かしながら関節の可動性向上を行います。
運動不足の方は、これらのエクササイズを行っただけでもかなりの運動効果があります。
続いて安定性向上エクササイズです。
上記の画像のエクササイズを行った際に適切に体幹が働いていないとどうなると思いますか?
おそらく腰を反ったり、丸めたりしてエクササイズを行ってしまうでしょう。
もちろん関節の可動性低下による代償かもしれませんが、適切に関節を同じ位置で安定させることができていない可能性もあります。
その際に安定性エクササイズ(スタビリティエクササイズ)を行います。
このエクササイズはレッグロワリングといい、脊柱の弯曲を保ちながら下肢を交互に降ろしていくエクササイズです。
脊柱の弯曲を保ち下肢の重みを耐えるには体幹がしっかりと働かないといけません。
負荷が強いとアウターの腹直筋エクササイズになってしまいますが、低負荷で行うことで体幹の安定性エクササイズとなります。
この画像ではアクアバッグを使用してより高度なエクササイズをしていますが、初心者の場合は下肢だけ動かすことから始めています。
このエクササイズはサイドブリッジです。
バンドを使用することで、臀部周囲の活性化も図ることができます。
また肘で身体を支えているため、肩周辺の安定性向上も図れます。
このように関節機能機能障害の改善⇒関節可動性エクササイズ⇒関節安定性向上という流れで行うと、姿勢不良が改善しコリや関節痛などが軽減されます。
姿勢不良の改善を目的としているのならこのステージまでを重点的に行いますが、筋力向上や体力向上を目的としている方はより上のステージのエクササイズを行っていきます。
③ストレングス/パワー
姿勢が整うといよいよ本格的なエクササイズとなります。
始めの方でも記載したように当施設は筋にフォーカスした、所謂、ベンチプレスを○○kg○○回挙げた、大胸筋パンパンです、バストアップです。
というようなエクササイズは行いません。(ベンチプレスは必要に応じて行います。)
当施設は動作に焦点を置き、動作能力向上により結果的に筋力や持久力が向上するようなエクササイズを指導しています。
何故ならその方が怪我のリスクが少なく、また効率的にエクササイズを行えるからです。
筋肉を増やすと代謝が上がるので、皆さん筋トレしましょう!!
というトレーナーがいますね?
徐脂肪量が1kg増加すると50kcal増加すると言われています。
これが多いか少ないかは個人の判断に委ねますが、=バーベルスクワットを下肢がプルプル来るまで行いましょう!!は違和感があります。
痩せるためには動くことが大切です。
皆さんはスポーツをしていた時は痩せていませんでしたか?(競技にもよりますが)
やはり沢山動いてカロリーを消費しなくてはなりません。
全身を使って運動をするとより多くのカロリー消費を行うことができます。
徐々に身体が動作を学習しその動作をできるように自らコントロールしようとします。
(始めは乗れなかった自転車を何も考えずに乗れるようになるような感覚)
上記の画像は皆様ご存じのプッシュアップです。
プッシュアップは非常に優秀はエクササイズで、体幹を安定させながら身体を上下させなければなりません。
腕を置く位置も大切で、自身で調節・コントロールしながら行うことで適切な部位を働かすことができます。
自重を支えられない方は、代償動作が多くなるため負荷軽減のためにバンドでアシストしながら行います。(女性でも安心して行えますよ!)
次はヘックスバーを使用したデッドリフトです。
シャフトの中に入ることで中心軸と身体を近い位置でデッドリフトを行うことができるため、より安定して安全にエクササイズを行うことができます。
次はケーブルを使用したローテーションエクササイズです。
身体を回旋(捻る)動作に負荷をかけて、全身のエクササイズを行います。(主に股関節周囲や体幹周囲に効果的です。)
当施設のストレングス/パワートレーニングは、
上半身のプッシュ・プル動作
下半身のプッシュ・プル動作
ローテーション・アンチローテーション動作
全身動作エクササイズ
と分けて行います。
最後は高強度有酸素運動としてサンドバッグ打ち(ラッシュ)や、イナーシャーウェーブなどを行い、発汗やカロリー消費を行います。
このコラムで全て紹介することはできませんが、このようなプログラムでトレーニング指導を行っております。
初心者の方や自重を支えられない方、高齢の方などにはピラティスリフォーマーで指導する場合もあります。
お客様1人1人に応じて最適なトレーニングプログラムを提案し、お客様の目標達成をサポート致します。
皆様からのご予約お待ちしております!
大阪府大阪市天王寺区上本町1丁目1-1-17 上本町吉住ビル7階
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