天王寺区上本町・谷町六丁目の理学療法士が指導するパーソナルジム コンディショニングセンター メディベンションです!
今回は「トレーニングシューズの選び方」について解説していきます。
皆様はトレーニングの際、シューズは何を履いていますか?
目的に合わせて適したシューズを選ぶことで、挙上重量がアップしたり、怪我の予防にもなるため是非参考にしてみてください。
大前提として基本的に歩行などの動作は「床反力」を利用して力を発揮しています。
床反力とは重力に対し、床から押し返す力のことです。
歩行の際も床を蹴って前に進んでいます。
デッドリフトも足底で床を押して挙上しています。
様々なスポーツ動作でも床反力を利用して蹴り出しや踏み込みを行っています。
これらのことから地面をしっかりと踏み込むことができるシューズがトレーニングには適しています。
それを前提として、シューズ選びには2点重要なポイントがあります。
まず1点目は「踵がしっかりしているシューズ」です。
踵が踏めたり、柔らかいものは足関節を不安定にさせ靭帯やアキレス腱などに負担をかけてしまうためおすすめしません。
短距離のステップ動作やジャンプ動作、ウエイトトレーニングを行う際は、バスケットボールシューズのようなミドルカットシューズでもよいでしょう。
怪我予防のためにも踵がしっかりしているシューズを選びましょう。
2点目は「ミッドソールが曲がるシューズ」です。
バーベル種目(ベンチプレスやデッドリフト、スクワット)しかしない方はソールが曲がらないウエイトリフティングシューズがおすすめですが、初心者や動作を伴うトレーニングを行う方はソールがしっかりと曲がるシューズをおすすめします。
理由は単純で動きやすいからです。
例えばプッシュアップを行うとします。プッシュアップは足趾を反らして地面を支えますが、この際にソールが曲がらないとしっかりと足趾で身体を支えることができません。
またファンクショナルトレーニングを行っている方は、ジャンプやステップ動作、ダッシュなども行うかと思われます。
その際にソールが曲がらないと様々な動作に対応することができません。
上記の理由からミッドソールがしっかりと曲がるシューズを選びましょう。
ではこの2点を踏まえておすすめのシューズを紹介します。
①アシックス GT-2000
アシックスのベーシックなランニングシューズです。
ランニングシューズなので主に縦の動きがスムーズに行えます。(逆にサイドステップのような横の動きはやや不安定です。)
ソールが曲がるので、自重で行うトレーニング(プッシュアップなど)もしっかりと足趾で地面を押すことができます。
ベーシックなランニングシューズはソールが高く分厚くなっています。
これはランニングの際の下肢の疲労軽減のためなのですが、高重量でスクワットなどを行うとこのクッションにより不安定になってしまうこともあります。
(極端にいうとバランスマットの上でスクワットを行っているようなイメージ)
踵もしっかりしていて、ソールも曲がるため初心者にはおすすめのシューズですが、高重量を扱えるまたは激しい動作(エアロビックも含む)を行うようになった際は、次に紹介するシューズをおすすめします。
②ナイキ メトコン
次はナイキのトレーニングシューズ メトコンです。
トレーニングシューズはナイキに限らずアンダーアーマーなどでも購入できるため、デザインやご予算などで選んで頂けたよいかと思います。
トレーニングシューズはトレーニングというだけあって、ウエイトトレーニングやファンクショナルトレーニングに適したシューズとなっています。
ソールが薄いため地面を押す感覚もわかり、生地も丈夫なためサイドステップなどの横の動きにも対応できます。
そのためある程度重量を扱えたり、激しい運動(エアロビックも含む)を行うようになったらトレーニングシューズを履くことをおすすめします。
ただソールがランニングシューズより薄いため、長時間のランニングにはおすすめしません。(足が痛くなります。)
最近のトレーニングシューズはランニングも行えるようになってきておりますが、やはりランニングする際はランニングシューズを履く方がよいでしょう。
トレーニングシューズで有酸素運動をする際は、バイクやサンドバッグやHIITトレーニングなどをおすすめします。
③アシックス ウエイトリフティングシューズ
これは最上級のものを載せましたが、ウエイトリフティングシューズで検索して頂くと様々なシューズがあります。
こちらのシューズは踵が高く、ソールが薄く、またソールが曲がらないため、バーベル種目にはとても適したシューズとなっています。
私もアディダスのウエイトリフティングシューズを持っていますが、スクワットの際深くしゃがみ込めるため、身体が硬い人でもフルスクワットをすることができます。
さらに生地が非常に厚いため、左右のブレも起きにくいです。
ベンチプレスも膝を深く曲げることができるため(足関節が硬いと膝を曲げすぎると腰が反ってしまう要因の一つとなるため)、下肢の踏ん張りが効きます。
ただ立位姿勢の際踵が高くなるために、身体が前に行ってしまうので立位姿勢は不安定になります。(ハイヒールを履いているような感覚)
そのため私の意見ですが、デッドリフトは踵が高くないトレーニングシューズを履くことをおすすめします。
スクワット、ベンチプレス、クリーンなどを行う際はとても重宝するシューズなので、バーベル種目を中心に行う際はウエイトリフティングシューズを履くことをおすすめします。
初心者は一般的なランニングシューズから始め、慣れてきて買い替えるもしくはトレッドミルなどをあまり行わない方はトレーニングシューズ、バーベル種目をメインに行っている方はウエイトリフティングシューズを選びましょう。
シューズ選びは非常に大切です。
メディベンションでは理学療法士による医学的観点とパーソナルトレーナーによる運動指導者としての観点から、あなたに最適なシューズをご提案致します。
理学療法士×パーソナルトレーナーならあなたの運動の悩みを解決することが可能です。
当施設に興味を持って頂けたら、体験トレーニングからご予約して頂けると幸いです。
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